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6月10日発売の月刊「カーサ ブルータス」7月号で、ペーパークラフトのおまけを作りました。大きな木の上に隠れ家を作るムーミンとフローレンの表紙が目に鮮やかな今号、ムーミンつながりのペーパークラフト?と思いきや、CASAお得意の最新の現代建築レポートとからめて、先日韓国に完成したばかりの摩訶不思議なアートパビリオン「トランスフォーマー」を紙で作ってみよう!という企画です。グラフィックデザイナー出身で家具好きで80年代に青春を過ごした僕にとって、「カーサ ブルータス」ってのはちょっと特別な意味合いを帯びた雑誌でして、まさかこの雑誌に紙工作の付録がつく日が来るなんて・・・と、感慨をしみじみ味わいながら作らせてもらいました。
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for CINEMA | |||||||||||||||||||
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現代の若手建築家に最も影響を与えた建築家といわれるレム・コールハースと、プラダによる最新プロジェクトである、この「トランスフォーマー」。ロボットになったりリベンジしたりはしませんが、正四面体を基本に作られた高さ20メートル余りのパビリオンを展示プログラムごとにゴロゴロ転がして、さっきまで床だったところを壁にして、壁面の映写用のブースが今度は展示台になり…、とにかく建築の既成概念をくつがえしてしまう、大変現代建築的で前衛的で形而上学的な作品であります。現代建築的で前衛的で形而上学的なものを文章だけで伝えるのはなかなか大変ですし、写真を見ても今ひとつ分かりにくいかと思いますが、実際に作ってみれば一瞬で理解できるのが、立体物の良いところ。本誌の記事を読みながらご自宅の机の上で、ぜひゴロゴロ転がしてみてください。
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