2009年の新作第一弾は、だんだん更新間隔が短くなってありがたいような苦しいような（もちろんありがたいんですよ、念のためフォロー）、おなじみキリンビバレッジのペーパークラフトコーナーです。
　今回は「帆船アフタヌーン号」。偶然とはいえ、年賀状といいこの新作といい、今年は帆船始まりでした。19世紀の中頃、中国からヨーロッパまで少しでも速く紅茶を運ぶために、各船会社が専用の帆船を仕立てて競争を繰り広げていました。これをティーレース、そのために作られた船をティークリッパーと呼ぶんだそうです。中でも一番有名な、ウィスキーやキャンディの名前でもおなじみの「カティサーク号」 が一応今回のモデルなんですが、例によって、ややこしそうな所や、帆船ド素人の僕には何のための部品だか分からなかった箇所は思いっきり無視して、イメージ先行、作りやすさ優先で仕上げました。混み入った形で一見難しそうに見えますかね。でも最後にオプションで加える索（糸）や帆の取りつけを除けば、これまでのラインナップの中ではむし ろ簡単な部類に入るのではないかと思います。サイズも大きめですし、台座に飾るとけっこう立派で達成感ありますよ。是非今年のペーパーク ラフト小手始めに組み立ててみてください。