CANONクリエイティブパークの夏休み特別企画『SCIENCE MUSEUM』参加作品第2弾は、一挙に2点「からくり地動説」と「からくり天動説」をお届けします。なーんてエラそうなこと言いながら中のしかけは一緒なんですどね。
ハンドルを回すと太陽系がグルグルと回転するこの壮大なアイデア、いつかは作ってみたいと以前から思ってはいたのですが、なんせこんなんですから・・・・なかなか提案の機会がありませんでした。今回クリエイティブパークさんから声をかけていいただき、しかもテーマは「宇宙」!ここで会ったが百年目とばかりに提案し、洒落のわかる担当者さんのおかげで念願かなって実現の運びとなりました。しかも国立科学博物館の監修つきです。500年前じゃあるまいし、いまどき地動説や天動説の専門家なんているわけがありません。「これをどう監修しろっちゅーんじゃ?」と苦笑いしながらも、当時発見されていた惑星や昔の天体観測機器について丁寧に説明していただいた先生、ありがとうございました。
上に乗っかっているのはコペルニクスとプトレマイオス。それぞれ地動説と天動説を最初にとなえた人です(英語で天動説をコペルニクスのシステム、地動説をプトレマイオスのシステムと呼ぶことを今回勉強して初めて知りました)。どっちの視点から見ても太陽の動きは同じに見えるってこと、是非組み立てて体感してください。念のためにつけ加えておくと、現在受け入れられている説、というか実際の太陽系の様子は上の地動説ですからね。天動説だけ作って、これが太陽系かぁ、なるほどなぁ、なんてしみじみ納得しないようご注意ください。

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