こんな場面でも意外に大活躍・N子さんの作品
 このコーナーひさびさの更新は、沖縄のN子さんからの投稿です。9月におこなわれた妹さんの結婚式の披露宴会場のテーブルの上に、写真の「旧田口線」をはじめとして、「ペンギン」「オオハシ」「白鳥」「ロボット」「つばめ」「きつつき」をそれぞれ 並べていただきました。ワイングラスと較べてもらえば分かるでしょうか。お料理の邪魔にならないように2分の1に縮小したこともあって、1個作るのに約2時間かかったそうです。8種類をそれぞれ2個ずつ作っていただいたとのことなので、えーっと、2×8で計16時間!妹思いのお姉さんの鏡です。ありがとうございましたー。
   
 「何故に結婚式にペーパークラフト?」と一瞬考えてしまいましたが、「各テーブルの人が、他のからくりを見に行ったりと、交流できるようにと考えました。 」とのことで、なるほどーと納得。確かに知り合いのあんまりいない披露宴って、けっこうきびしい思いをすることがありますよね。隣に座った人が従兄弟の新婦の地元の高校時代の詩吟研究会の恩師だったりしたらさあ大変。共通の話題を見つけ出す間にフルコースも終わっちゃいます。かと思えば新郎の後輩たちは花嫁の友達を二次会に誘おうと目をギラつかせてたりするし。そんな時、目の前にからくりペーパークラフトがあれば、会話の糸口もばっちりです。子供さんもたくさん出席されたそうで、あっちこっちのテーブルを駆け回ってグルグル回していただけたとのこと。ありがとうございました。もうちょいラブラブなモチーフを選んで結婚式場に売り込んでみようかな。
 もう一枚の写真は、新郎新婦の手作りのポップアップのメッセージカードです。心のこもった披露宴の様子が伝わってきます。ご結婚おめでとうございます!N子さんの妹さん(ほんとに詩吟研究会だったらゴメンナサイ)。末永くお幸せに。

 小学校の保健の先生であるN子さん。保健室中に、ぼくのからくりや他の作家さんのペーパークラフトが飾られていて、生徒さんだけじゃなく先生たちにも大人気だそうです。ハサミで指切っちゃっても救急体制万全ですしね。でもいつも満員御礼の保健室ってのもどんなもんだろう?(2006/10/5)