知らないうちにぼくの分身に包囲されていた・ヨーコさんの作品
下のゆゆさんの作品をアップした数時間後、一通の手紙を受け取りました。中には冬の日差しを浴びてベランダでたたずむトナカイの写真が。明日は休めそうなので、クリスマス前にギリギリ滑り込みセーフです。ヨーコさん、何とか間に合いましたよ。ありがとうございました。ちょっとベランダから出すぎてるような気もしますけど。
   
 写真と一緒に便箋2枚に書かれたお便りもいただきました。メールでの応援ももちろんうれしいのですが、直筆の手紙というのはやはりひときわ心に響くものがあります。あえて例えるなら、クリック1つで何回でもプリントし直せるダウンロードキットと、間違えるとやり直しがきかない分完成した時の感動はひとしおの印刷物キットとの違いでしょうか。あえて例えなくてもいいですか、そうですか。
 NHKの番組でぼくを知っていただいたというヨーコさん、放送にちょっとだけ映ったRED/BLUEチェアを見て、もしかしてとLIVING DESIGN誌のバックナンバーを引っ張り出してみたところ、3年前にやったぼくの仕事を発見。次の号を見てみると、これまたぼくが参加したラッピング企画の記事を発見。テレビを見る前にとある所にあるムーミンカフェでお茶を飲んだそうで、そう言えばあそこに置いてあったムーミンクラフトもぼくの仕事だったのか!と、わずか数日間のうちにぼくの作品の数々に取り囲まれていたことに戦慄を憶えたそうです(戦慄云々はぼくがつけ加えました)。今夜眠りにつく前には、ベランダの窓から覗き込んでいる中年男がいないかどうかどうぞ注意してください。(2005/12/22)