日本一器用な小学生・タツヤ君の作品
 幼稚園の頃からペーパークラフトが好きだったタツヤ君が、はじめて僕の作品を知ったのは、この夏放映の「趣味悠々」。たまたまテレビで見かけてテキストも手に入れてくれました。最近になって市販キットも注文してくれて、その完成写真が下の2枚。なかなかよく出来ていますよね。
 でもびっくりするのは次の写真。この「いない・いない・ワン」は、NHKのテキストに載っていた「いない・いない・ベア」の写真と簡単な図解だけを見て、中のしくみを想像しながら作ってくれたものなんだそうです。この段階では、からくり経験はテキストに収録の簡単なものだけ。作ってもわからない大のオトナもいっぱいいるのに(該当者の方、失礼)、これはすごいです。
 最近になって、もともとの「いない・いない・ベア」に取りかかったタツヤ君ですが、何てったって既に自力でオリジナルを作っちゃえるんですから、そのまま素直に作るなんて、ちゃんちゃらおかしくてヘソが茶を沸かしてしまうってもんです(←註:坂が想像して書いてます)。そんなわけで何と4分の1に縮小して作ったのが、下の写真。ここまで小さいとピントもちゃんと合いませんが、台座の横の500円玉と見較べれば分かりますよね。写真と一緒に同封してくれたミニミニキットは、天地7センチ×左右5センチ。とてもじゃないけど僕も作る気がしませんでした。降参。(2008/12/2)