一見かわいそうな写真に見えますが、目は死んでないところが今年の箱根駅伝８区を思い出させますね。あの十数分間、日本中が順天堂大学を応援していました（ちなみに優勝した亜細亜大学の最終走者には、日本中が「君、笑い始めるの早過ぎだから」と突っ込んでいたに違いありません）。
　余談はさておき、横浜にお住いのY子さんから送っていただいた写真です。Y子さんの息子さんは小学校２年生。NHKでトナカイを見て、ペーパークラフトが大好きな息子さんが学校から帰ってきたら一緒に作ろうと待ちかまえていたところ、息子さんはお母さんそっちのけで一人で完成させてしまったそうです。小２でこれを独力で完成ってのは大したものです。将来が楽しみです。家族や友達に見せるためにクリスマスを過ぎても来る日も来る日もハードな準備運動を繰り返していたところ、年末には写真のような状態になってしまったとのことでした。アキレス腱伸びきってますねー。僕もトナカイも本望です。左義長の日にしめ飾りと一緒に燃やしてあげてください。

　それにしても、紙工房に画像を送るとこのコーナーに載ることになるだろうと知っていて、載ったら息子さんと一緒に見ることになるだろうと分かっていて、完成直後のじゃなくてこの写真だけ送ってくるお母さん、そんなあなたが僕は大好きです。（2006/1/16）