制作点数230点超・有馬で出会った工作名人TACさんの作品
 2016年最初の投稿は、昨年有馬温泉でワークショップを開いた時に大阪から駆けつけてくださったTACさんの作品です。昨年の投稿では、ご自宅に140点以上の作品が飾ってあるとご紹介しましたが、あれから半年余りでその制作総数は230点を超えたそうです!おそらく人に譲ってしまった作品もあるのでしょうが、それにしてもすごいペースです。
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 今回はその中から海外の作品を3つ選んで送ってくださいました。まずはこちらのパンダ。これは僕は見たことがなかったなぁ。香港エプソンの作品でしょうか。前回お願いした通り、大きさ比較のためのペットボトルにはちゃんとキリンビバレッジの午後の紅茶を選んでいただいてます。お気遣いありがとうございます。
 続く2点は有名なイタリアのPINOさんの作品。クオリティの高いからくり仕掛けのペーパークラフトを太っ腹にも無料で公開している、世界中の紙のからくりファンには大人気、紙のからくり作家には大迷惑なラテンおじさんです。
 最初の作品は「マーブルマシン」と呼ばれるもので、ハンドルを回すと立体的なレールの上を紙のボールが延々と転がり続けます。僕も一回作ってみたいと思っているのですが、なかなかに奥の深い世界でいまだ手を出せないでいます。PINOさんのとはしかけの違うマーブルマシンをいつかそのうち・・・できればお仕事で作ってみたいものです。
 こちらは自転車を漕ぐピエロ。足が回転するのはもちろん、シルクハットを持った右手も上下します。足の回転は分かるけど、腕のしくみはどうなっているのやら。作ってみれば分かるのでしょうが、以前展開図をチラ見して断念したのでした。

 ゆくゆくはオリジナル作品にも挑戦したいとおっしゃるTACさん、以前はエンジニアをされていたそうですから、動きのしくみはお手のもののはず。是非日本のPINOさん目指してがんばってください。(2016.2.2)